懐かしい思い出の地 大連 ④

懐かしい思い出の地 大連
懐かしい思い出の地 大連 ①
懐かしい思い出の地 大連 ②
懐かしい思い出の地 大連 ③



大連駅から1時間ほどで旅順に着きます
旅順の見所はその景色
あとは日清戦争(中国では中日甲午戦争と呼んでいます)日露戦争の激戦地跡が
主な観光案内対象となっていて、パンフレットや石碑等には
「日本・ロシアの両帝国主義国家が中国人民を欺き、強制的に苦役に駆り立てた歴史の証拠物件である」
と云う趣旨の事が書かれており
これを繰り返し読まされるのには 日本人には少々辛いものも感じますが
「前事を忘れざる、これ後事の師なり」と、皆で慰霊塔に手を合わせてきました

車を降りて、いよいよ203高地山頂まで行きます
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徒歩10分くらいの距離ですが これが結構シンドイ(≧▽≦;)
写真で見ると なだらかな坂に見えますけど、なにがなにが!!! かなり前屈みになって登ります
帰りの下り 気を付けて歩かないと転げ落ちる
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あぁ、、、、どうしよう  脳内「坂の上の雲」の旅順場面がグルグル回っています~^^;
お急ぎの方 スルーして下さいませ~m(__)m

旅順は
港の周囲が山で囲まれており、ここに砲台を置けば敵の船は港に入ることができない
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ロシアは旅順を基点に、中国や朝鮮の権益を拡大させようと
この不凍港を是非とも手に入れたかったのでしょう
ウラジオストクは冬期に凍結してしまいますものね
当時 朝鮮を国防の重要拠点と認識していた日本は、ロシアと激しく対立することとなるんですね

1905年日露戦争が勃発すると、日本海軍は旅順港に立てこもったロシア極東艦隊を
港から出られなくしようと、旅順港閉塞作戦を行う

旅順港の出入り口になる場所に日本の戦艦を沈めて、ロシア極東艦隊が通れないようにした
閉塞作戦は3度行われたが、旅順要塞の激しい砲撃の前に全て失敗

旅順港の出入り口は1ヶ所だけ、そこに戦艦を沈め17隻の戦艦で包囲しています
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海軍は陸軍に、バルチック艦隊が到着する前に、陸から旅順を落としてくれるよう要請
陸軍は「旅順は小指の先のようなもので、遼東半島という根本を縛って放っておけば腐っていく」
坂の上の雲で、こんな表現だったような、、、
陸軍は特に戦力を割くつもりはなかったが、海軍の要請に従い旅順要塞を攻略することに決め
乃木希典率いる第3軍が結成され、旅順攻略を始める

バルチック艦隊が着々と日本に近づく中
軍神乃木希典率いる陸軍でも 世界最大の要塞は簡単には落ちず、大量の死傷者を出す
坂の上の雲で乃木希典を演じたのは柄本明さんでしたね
乃木大将の次男 乃木保典もこの戦いで亡くなりました
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バルチック艦隊が極東に到着する前に、ロシア艦隊を殲滅しなければ
日本は朝鮮半島周辺の制海権を失い、朝鮮半島との補給路を絶たれ対ロシア戦勝利は不可能
旅順港を一望でき、湾内に留まるロシア艦隊を砲撃可能なのは ここ203高地

旅順要塞攻防戦で最大の激戦地となったのが、203高地
名前の通り標高203mの山で山頂から旅順港を一望できる
203高地から打った大砲を正確に、港に停泊している極東艦隊に届かせる事が出来たのですね

203高地に設置された日本式280ミリ榴弾砲  照準は旅順港
日本の砲弾が旅順港に降り注ぎ ロシア極東艦隊は消滅し
第一回総攻撃から4ヶ月後、ついに203高地は陥落 日本軍の勝利となったのです
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小麦の脳内では「坂の上の雲」のワンシーンが再現されています
ドラマで児玉源太郎を演じたのは高橋英樹さん

ドラマの旅順編クライマックス
観測将校  「こちら、203高地山頂!!  高崎山ッ、応答願います!」
児玉源太郎 「そこから旅順港は見えるか!」
観測将校  「…………見えます! 丸見えであります! 各艦一望の下に収めることができます!」

203高地から旅順港は本当に 丸見えなのか?
確かに見えます
ただ 現在は高層ビルが立ち並んで 丸見え、、とはいきませんね
しかも小麦たちの行った日は前夜に雨が降り 靄ってます( ノД`)
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203高地から見たのが上の写真、高い建物などなかった当時は丸見えだったのですね
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暫くして靄が晴れて来ても やっとこの程度
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観測点の近くの慰霊塔
乃木希典は「203高地」を「爾靈山(にれいさん)」と名づけた
「爾(なんじ)の霊の山」
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「坂の上の雲」で日本軍の砲弾が旅順市街に降り注ぐ時に巻き込まれる中国の人々も描かれていました
「旅順の戦い」は日本とロシアの戦いですが、戦場は中国
日本とロシアの兵隊だけでなく
中国の一般市民も犠牲になったのです、忘れてはいけないですね

日本とロシアの兵士、そして戦争の巻き添えになった旅順市民に 皆で手を合わせてきました

次回UPも旅順の続きです
by comuginet | 2016-09-14 06:26 | ★弾丸トラベル | Comments(0)
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